ただ大きくするだけじゃない!豊胸手術はバストの形をデザインできる

女性にとって胸が小さいことはコンプレックスとなりますが、ただ大きいだけではなく形の美しいバストに憧れますよね。豊胸手術はバストアップというイメージがありますが、それだけでなくバストの形を美しく整えることも可能です。

そこで、より美しいバストを目指す人のために、形やデザインに合わせた豊胸手術についてご紹介しましょう。

ホルモン注射以外の豊胸施術を知っておこう

バストのデザインができる豊胸手術の種類

豊胸手術はヒアルロン酸注入、脂肪注入、シリコンバッグ挿入と大きく3つの種類に分けられます。この3種類の中でバストのデザインができる豊胸手術は、ヒアルロン酸注入とシリコンバッグ挿入となります。ヒアルロン酸注入とはヒアルロン酸を注入してバストにボリュームを出す豊胸方法で、メスは使わず注射器によって注入するため傷跡が残らないのが特徴です。

施術時間も短く、20分から30分ほどで完了します。ダウンタイムも必要ないので仕事を休む必要もなく、手軽に受けられるのが最大の魅力でしょう。ただし、ヒアルロン酸は時間とともに少しずつ体内に吸収されるため、ボリュームを保つには定期的にヒアルロン酸を注入する必要があります。

シリコンバッグ挿入は、なりたいサイズに合わせたシリコンバッグを挿入して豊胸する方法で、2カップや3カップなどバストを飛躍的に大きくできるのが特徴です。シリコンバッグの形やテクスチャーも選べるので、理想の形や触感に近づけられるのがメリットです。

一度挿入すると効果は半永久的に続きますが、乳房の下の部分やワキを切開してシリコンバッグを挿入するため小さな傷跡が残ります。また、ダウンタイムが必要となるため、仕事のスケジュールを調整する必要があるでしょう。

ヒアルロン酸注入によるバストデザイン

ヒアルロン酸注入による豊胸手術では、ヒアルロン酸を注入する部位によってバストを様々な形にデザインできます。微妙な調整も可能であるため、より理想に近いデザインに整えられるのが特徴です。バストアップのためにヒアルロン酸を注入する場合は、乳房の下の部分から乳腺組織の下にまんべんなく注入して自然な形に仕上げます。

加齢や授乳によってバスト上部のボリュームがなくなっている場合、バスト上部にヒアルロン酸を注入してバストのボリュームアップとともにハリのある美しい形に仕上げられます。また、谷間を強調するバストのデザインに憧れるなら、バストの内側にヒアルロン酸を注入して谷間を際立たせることも可能です。

その他にも、バストの大きさが左右で違う場合は、小さいほうのバストにヒアルロン酸を注入して大きさを均等にすることができたり、欧米人のようにボリューミーなバストデザインを望むなら、バストの外側にヒアルロン酸を注入してグラマラスなバストに仕上げたりできます。

体への負担が少なく、理想のバストを実現できる豊胸手術です。

ヒアルロン酸注入で豊胸する時の注意

ヒアルロン酸注入による豊胸手術は1カップほどの豊胸をするのに適した手術方法であるため、3カップ以上のボリュームアップには向いていません。欲張ってたくさんヒアルロン酸を注入しても、見た目的に不自然になってしまうこともあります。

また、ヒアルロン酸注入による豊胸の料金はヒアルロン酸の注入量によって変わってくるため、注入するばするほど高くなります。ヒアルロン酸は10ccで3万円から5万円ほどが相場で、1カップボリュームアップするには片胸に50cc注入するのが一般的です。参照元...湘南美容外科クリニック:脂肪吸引大阪

ナチュラルで美しい見た目にするなら、適正な量を注入するのがベターです。

バストのデザイン力は医師の実績によって大きな違いがあるため、理想のバストに仕上げたいならヒアルロン酸豊胸で実績のある医師が在籍する美容外科で手術を受けるのが良いでしょう。

バストの形や大きさは人それぞれ違うため、ヒアルロン酸を注入する場所も人によって異なります。

カウンセリングの際に写真付きの症例を見せてもらい、どのようなバストに仕上げているのか確認しておくことも大切です。

シリコンバッグ挿入によるバストデザイン

シリコンバッグ挿入による豊胸においては、シリコンバッグを挿入する位置によってバストデザインをすることが可能です。シリコンバッグの挿入位置は、大胸筋下、乳腺下、胸筋膜下の3つがあります。

大胸筋下へのシリコンバッグの挿入は、皮下脂肪が薄い痩せ型の人に向いている方法です。体の深い層に挿入するのでシリコンバッグの形が出にくく、なだらかでナチュラルなデザインに仕上がります。触感的にもシリコンバッグを感じにくく、豊胸手術をしたことがバレにくいのもメリットです。

乳腺下へのシリコンバッグの挿入は、ボリュームアップはもちろん谷間をクッキリさせるバストデザインを望む人に向いています。体の浅い部分に挿入するため、シリコンバッグのナチュラルな動きや柔らかさを最も実感できる豊胸法です。

バスト上部にボリュームを出しやすく、下垂したバストにハリを出すのにも適しています。ただし、浅い部分に挿入しているため皮下脂肪の少ない人はシリコンバッグの形が目立ちやすいというリスクもあります。胸筋膜下へのシリコンバッグの挿入はバスト上部のボリュームが実現でき谷間も作れるうえ、筋肉収縮によるバストの変形を起こしにくくナチュラルな仕上がりになる方法です。

ただし、神経が集中している筋膜を剥がして挿入するため、術後の痛みが強くなりがちです。

シリコンバッグの豊胸手術を受けるときの注意

シリコンバッグによる豊胸手術は、乳房下部分から挿入するのかワキから挿入するのかによって傷の目立ち方が変わってきます。どちらから挿入するにしても4cmほど切開しますが、乳房下部分から挿入した場合仰向けになると傷跡が見えてしまい、ワキから挿入した場合はワキのシワに合わせて切開するのでそれほど目立ちません。

しかし、ワキからシリコンバッグを挿入するのは高い技術が必要とされ、医師選びによって仕上がりや術後の経過に差が出ます。ワキからの挿入の実績が高い医師が在籍しており、内視鏡など精度の高い手術を行うのに必要な設備が整った美容外科で受けるのが賢明でしょう。

また、大幅なバストアップをしたい場合には向いておらず、300cc以上のシリコンバッグを挿入したいなら乳房下部分から入れるのが無難です。乳房下部分からの挿入は傷跡は少し目立つものの、目視しながらなので血管や神経を避けて挿入できたり、ワキからの挿入よりも傷みが少なかったりとメリットもあります。